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型枠工事の流れ

1.拾い出し
施工図から、柱、梁、壁、天井、床などの形状、寸法、数量を抽出し、それをもとに加工図を作成します。加工図が完成したら、必要な資材を発注し、型枠の製作の準備を整えます。

2.加工
加工図を基にして、材料の加工作業を行います。ベニヤ板や浅木などの材料を切り出し、組み立てパネルや柱型、床型など、各部位のパーツを製作します。

3.墨出し
施工図を参考にして、建設現場で型枠を設置する位置にラインや印をマークします。精密な測定器を使用して、誤差がないように慎重で正確な作業を行います。

4.建込
あらかじめ加工した各部位のパーツを、墨出しの印に合わせて組み立てます。型枠を設置した後、コンクリートを流し込んでも変形しないように、銅管を使用してしっかりと締め付けます。

5.コンクリート打設
製作した型枠内にコンクリートを注ぎ込みます。コンクリートを流し込むと型枠に圧力がかかりますので、常に慎重に作業しながら型枠を点検し、確認します。

6.型枠解体
コンクリートが硬化し強度が確保された段階で、工具を使って型枠の解体作業を行います。この作業は危険を伴うため、各部分ごとに日数をかけて段階的に解体を進めます。型枠の解体が完了すると、型枠工事が終了となります。


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