内法とは、建築物における部材と部材の間の内側の寸法や、部屋などの空間内部の有効な寸法を示す用語です。例えば、窓サッシを取り付ける前の開口部ではなく、実際に取り付けられた窓枠の内側の寸法、つまりガラスがはまっている部分や開閉する部分の大きさが内法寸法にあたります。また、部屋の広さを示す場合、壁の仕上げ面(クロスや塗装面など)から反対側の壁の仕上げ面までの距離が内法寸法となり、これは実際に家具を置いたり人が活動したりできる有効なスペースの寸法を示します。柱が連続して立っている場合には、その柱と柱の内側の面の間の距離も内法で表されます。
建設用語集
内法
うちのり